bikakushidaの日記

27歳金融サラリーマンが32歳までに2000万円の資産形成を目指すブログ

好景気の時の投資スタンスについて

2018年に入り、昨年までのゴルディロックス相場(適温相場)が崩れ、変化の兆しが見られています。

 

2018年2月の米長期金利大幅上昇を発端とするNYダウ急落の影響で日経平均株価が一時1600円の下げ幅を観測するなど、現在の株式市場は急騰や急落を繰り返しているボラティリティが高い状態であり、結果として日経平均は年初から横ばいで上がっていない状態です。

 

この状況は個人投資家、特に私のような兼業投資家が売り買いでキャピタルゲインを得るのは難しい相場だと考えています。

 

FRBの利上げも継続して行われており、これまで株高の一つの要因であった低金利政策により市場に大量の資金流入があった状態にも変化が生じています。

 

一方で、アメリカの長短金利差は依然プラス圏内にあることから、少なくとも1年間は景気後退のフェーズには入らないと考えています。

 

上記状況下を踏まえ、今後の私の投資スタンスは、長期投資によるキャピタルゲインを狙う投資ではなく、値動きの少ないもしくは全くない投資先からのインカムゲインを狙った投資手法や、(当選さえすれば)ある程度利益を見込むことのできる新規公開株式への投資を中心としていこうと考えています。

 

具体的なアクションとしては、

①すでに所有している株式・REITについては利益確定を進める。新たな株式購入は一旦控える。

IPO投資は銘柄を見極めつつ継続して行う。

ソーシャルレンディング等のインカムゲインを見込める投資先へ資金を振り分ける。

 

 

現在の景気拡大局面は2009年より続いており、今年で9年目を迎えることになります。世界大恐慌のあった1929年からの統計では、景気拡大局面の平均は6年程度、過去最長でも約10年間(1991〜2001)だったことを考えると、今後1〜3年のうちに景気後退局面が来ることはほぼ間違いないと思っています。

 

次の景気後退局面に備えて元手資金を増やし、次なる株のバーゲンセールに向けて取り組んでいきたいと思います。